ふつうの人になりたい。

語学の先生はよく「この単語はよく使います」と言いますよね。
でも、その「よく」ってだれが決めるんだろう。

例えば「超(ちょう)」ということば。
「とても」をカジュアルに言うときに使いますよね。
「超おいしい!」とか「超たのしい!」とか。よく聞きますよね。

じゃあ「『超』は友達と話すときよく使う単語です。」と言っていいのかな。

私は「超」を使うけど、そんなによく使うわけではない。
「超」はちょっと若い人のことばって感じがするし、使いすぎると上品じゃない感じもする。
私は今39さいで、二人の子供の母親だから、あまり使いすぎないほうがいいかなという気持ちもある。
でも私の友達にもよく「超」を使う人もいる。
うーん…

「よく使う」の「よく」は人によってちがいますよね。

私は生徒から「Akoはふつうの人だからAkoが『よく使う』って言うならよく使うんだろうな」と思ってもらえるような先生になりたいと思ってます。

もちろん人として信用してもらえることが一番大事ですよね。

そしてときどきクラスで私の生活とか私の意見についても話して「Akoはすごく変わった人ではない。ふつうの生活をしているふつうの人。」って思ってもらえたらうれしいなと思ってます。


ちなみに「超」について私がする説明は…

「ちょっと若い人のことばっていうイメージがあるからあまり使いすぎないようにしてるけど、よっぱらってるときとか私もけっこうよく使っちゃってます。」

です。

うん、ふつうに正直にいこう!笑

コメント

  1. 真剣に考えたことがないですが、確かに複雑な問題ですよね!特に日本語のような良く変わっていく言語だったらですね!
    先生、今回も面白い記事を書いてくれました。ありがとうございます!:)

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    1. 自分とまったく違う生活をしている人(たとえば中学生の女の子とか)に「これよく使いますよ!」と言われても、どのぐらい信じていいのかよく分からないですよね。けっこう難しい…。こちらこそコメントありがとうございます! :-)

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