「…にとって」「…として」「…について」
今日は「…にとって」「…として」「…について」です。
N3の文法です。よく使う大事な文法だけど、まちがえやすいですよね。
どうしたら覚えられるかなぁ…とよく考えています。
とにかく「使ってみる」は一番大事。
あとは、いっぱい聞く、読む、ですよね。
だから今回のブログではたくさん例文を書きます。
説明を長く書くのはやめます。
もちろん全部私のオリジナルの例文で、あまりふつうのテキストで見ないような例文も入れてみますよ!
分からない単語があったら辞書で調べて、ぜひ全部の文を読んでみてください。
「…にとって」
英語で for… の意味。
present for you の for じゃなくて、it's difficult for me の for。
・日本人にとってLとRの発音は難しい。
・田中さんにとってスマホは彼女より大切なものみたいだね。
・レストランの店員にとって酔っ払ってるお客さんは一番めんどくさいかも。
・コミュニケーションスキルは日本語の先生にとって大事だ。
・母にとってママ友との関係は楽しみでもあり、ストレスでもある。
・YouTuberにとってストーカー被害はリスクのひとつです。
「…として」
英語で as… の意味。
その人の立場(たちば)、ポジションを言いたいとき使います。
・あこさんは日本語の先生として毎週うちの会社に来てるよ。
・そのアプリのユーザーとして意見を言わせてください。
・スミスさんはエンジニアとしてTOYOTAで働いている。
・スミスさんはすばらしいエンジニアだし、上司としてもみんなから尊敬されている。
・リカさんは頭がいいけど、私は人としてあの人のことが好きじゃない。
・スタバでアルバイトを始めて、ただのお客さんとして来ていたときには気づかなかったことにたくさん気づいた。
・あなたの親友として、あなたに言いたいことがある。
「…について」
英語で about… の意味。
トピックを言いたいとき。
・今からこのシステムについて説明します。
・私のプレゼンについて何か意見があれば教えてください。
・今日のあこのブログは「…について」について書いてあるよ。
・その質問については今答えられないのであとでメールさせてもらってもいいですか。
・私たちの日本語クラスについてどう思う?
・今日ランチのとき会社の人と来月発売されるゲームについて話した。
・あの大統領が保険について書いたtweetがまた炎上してる。
もうひとつ。
「…に対して」(…にたいして)
これは英語で to かな。
なにかするとき、その direction をはっきり言いたいとき使います。
・お客様に対して敬語を使うようにしている。
・うちの社長は友達にはやさしいけど、部下に対してとてもきびしい。
では今回の文法をぜんぶ使って会話を作ってみます!
さぁ、うまくできるかな…。
A:この日本語を勉強するためのアプリについてどう思う?
B:私はプログラマーとして「このアプリ作るの大変だったね、おつかれさま」って言いたいけど…
A:うん。ユーザーとしては?
B:ユーザーとしては、ちょっと使い方が分かりにくいかも、と思う。
A:日本語を勉強するアプリをよく使う人にとっては便利そうだよ。
B:でもアプリを使って勉強するのが初めての人にとっては難しいよね。
A:そうだね。これを開発した会社に、このアプリについてメールで意見を送ってみようか?
B:いいね!ユーザーの私たちに対してどのぐらいていねいに答えてくれるか分からないけど送ってみよう。
おー、けっこううまくできました、会話!
Good job, 私!笑
今回のブログ長くなってしまったけど、すごくよく使う大事な文法だから、いっぱい練習してぜひマスターしてくださいね。
Ako Nihongo Lessons
N3の文法です。よく使う大事な文法だけど、まちがえやすいですよね。
どうしたら覚えられるかなぁ…とよく考えています。
とにかく「使ってみる」は一番大事。
あとは、いっぱい聞く、読む、ですよね。
だから今回のブログではたくさん例文を書きます。
説明を長く書くのはやめます。
もちろん全部私のオリジナルの例文で、あまりふつうのテキストで見ないような例文も入れてみますよ!
分からない単語があったら辞書で調べて、ぜひ全部の文を読んでみてください。
「…にとって」
英語で for… の意味。
present for you の for じゃなくて、it's difficult for me の for。
・日本人にとってLとRの発音は難しい。
・田中さんにとってスマホは彼女より大切なものみたいだね。
・レストランの店員にとって酔っ払ってるお客さんは一番めんどくさいかも。
・コミュニケーションスキルは日本語の先生にとって大事だ。
・母にとってママ友との関係は楽しみでもあり、ストレスでもある。
・YouTuberにとってストーカー被害はリスクのひとつです。
「…として」
英語で as… の意味。
その人の立場(たちば)、ポジションを言いたいとき使います。
・あこさんは日本語の先生として毎週うちの会社に来てるよ。
・そのアプリのユーザーとして意見を言わせてください。
・スミスさんはエンジニアとしてTOYOTAで働いている。
・スミスさんはすばらしいエンジニアだし、上司としてもみんなから尊敬されている。
・リカさんは頭がいいけど、私は人としてあの人のことが好きじゃない。
・スタバでアルバイトを始めて、ただのお客さんとして来ていたときには気づかなかったことにたくさん気づいた。
・あなたの親友として、あなたに言いたいことがある。
「…について」
英語で about… の意味。
トピックを言いたいとき。
・今からこのシステムについて説明します。
・私のプレゼンについて何か意見があれば教えてください。
・今日のあこのブログは「…について」について書いてあるよ。
・その質問については今答えられないのであとでメールさせてもらってもいいですか。
・私たちの日本語クラスについてどう思う?
・今日ランチのとき会社の人と来月発売されるゲームについて話した。
・あの大統領が保険について書いたtweetがまた炎上してる。
もうひとつ。
「…に対して」(…にたいして)
これは英語で to かな。
なにかするとき、その direction をはっきり言いたいとき使います。
・お客様に対して敬語を使うようにしている。
・うちの社長は友達にはやさしいけど、部下に対してとてもきびしい。
では今回の文法をぜんぶ使って会話を作ってみます!
さぁ、うまくできるかな…。
A:この日本語を勉強するためのアプリについてどう思う?
B:私はプログラマーとして「このアプリ作るの大変だったね、おつかれさま」って言いたいけど…
A:うん。ユーザーとしては?
B:ユーザーとしては、ちょっと使い方が分かりにくいかも、と思う。
A:日本語を勉強するアプリをよく使う人にとっては便利そうだよ。
B:でもアプリを使って勉強するのが初めての人にとっては難しいよね。
A:そうだね。これを開発した会社に、このアプリについてメールで意見を送ってみようか?
B:いいね!ユーザーの私たちに対してどのぐらいていねいに答えてくれるか分からないけど送ってみよう。
おー、けっこううまくできました、会話!
Good job, 私!笑
今回のブログ長くなってしまったけど、すごくよく使う大事な文法だから、いっぱい練習してぜひマスターしてくださいね。
今回もすごくいい記事を書いてくれましたよね!面白くて、日常のことに絶対に使えるトッピクだし、その説明がとても分かりやすいし…さすがですね!ありがとうございます!:)
返信削除質問が一つありますが、いいですか?
あこ先生が書いてくれた例文を引用するんですが、
「日本人にとってLとRの発音は難しい。」
ここでは、「にとって」を「には」に変えたら、意味が変わりますか?
「にとって」と「には」を同じように使える時が多い気がしますが、実際はどうかな?
よろしくお願いします!:)
こんにちは。返信遅くなってごめんなさい!
削除記事気に入ってもらえてうれしいです。次の記事は何がいいかなぁといつも考えているので… ありがとうございます!
そうですね「…にとって」は「…には」に言い換えられることが多いです。
同じ意味でも色んな言い方がありますよね。
あこ先生、ご返信ありがとうございます!
削除もしかしたら、意味が違う時があるかなと思ったんですが… ありがとうございます!:D
よかった。またコメントお待ちしてます!
削除(^ ^)